厳しい寒さが続く富士麓の冬。しかし、この季節だからこそ味わえる「最高のご馳走」があることをご存知でしょうか。
先日、地域の方から「今朝、河口湖で釣ってきたばかりだよ!」と、溢れんばかりのワカサギをいただきました。袋いっぱいに詰まった銀色の輝きは、まさに冬のダイヤモンド。
私たちコバヤシ工業は、この街で長く建築に携わっていますが、こうした「お裾分け」の文化に触れるたび、この場所で家を造り、暮らしていくことの豊かさを再確認します。今回は、いただいたワカサギを「南蛮漬け」にして堪能した記録とともに、私たちが大切にしている「地域との繋がり」について綴ります。
この記事を読み終える頃には、きっとあなたも富士五湖エリアの暮らしの温かさを感じていただけるはずです。
1. 台所に並ぶ、河口湖の「冬の宝石」
キッチンカウンターに並んだジップロックには、ピチピチと新鮮なワカサギがぎっしり!
ずらりと並んだ5パックのワカサギ。地域の繋がりがあるからこそいただける、贅沢な光景です。頂いてからすぐに水洗いして、パックに詰めた営業部Aは魚の扱いもお手のものです。
河口湖のワカサギ釣りは、冬の風物詩です。氷上でのドーム船で、この時期の楽しみとして親しまれています。特に河口湖のワカサギは形が良く、身が引き締まっているのが特徴です。
これだけの量を一度にいただけるのは、地元密着で仕事を続けてきた私たちにとって、何よりの喜び。施主様やご近所様との「顔が見える関係」が、こうした何気ない日常の幸せを運んできてくれます。
2. ひと手間を惜しまない。「建築」と「料理」の共通点
さて、この新鮮なワカサギをどう頂くか。今回は、日持ちもして野菜もたっぷり摂れる**「南蛮漬け」**にすることに決めました。
料理も建築も、大切なのは「下準備(段取り)」です。
まずはワカサギ一匹一匹に、丁寧に粉をまぶしていきます。
ボウルの中で、薄く均一に衣を纏わせます。この「均一さ」が、揚げ上がりの食感を左右します。
一見単純な作業に見えますが、ここで手を抜くと、揚げた時に身が崩れたり、タレの絡みが悪くなったりします。私たちの家づくりでも、基礎や構造など、完成後には見えなくなる部分こそ丁寧に行うのが鉄則。そんな「プロの矜持」を、料理の手元にも込めてみました。
3. 香ばしい香りが立ち込める、至福の調理タイム
次は、いよいよ「揚げ」の工程です。
コンロの右側ではワカサギを揚げ、左側では野菜たっぷりの南蛮酢を煮立てます。
パチパチという軽快な音とともに、香ばしい香りがキッチンに広がります。ワカサギは骨が柔らかいので、じっくり二度揚げすることで、頭から尻尾まで丸ごと食べられるようになります。
隣の鍋では、人参、玉ねぎ、そして食感のアクセントに「こんにゃく」を加えた特製南蛮酢を準備。 **南蛮漬け(なんばんづけ)**とは、唐辛子の入った甘酢に揚げた魚を漬け込む料理のこと。江戸時代に長崎へ伝わった、ポルトガルなどの「南蛮」の文化が由来と言われています。
熱々のワカサギを、そのまま熱いタレの中へ。 ジュッという音と共に、旨味が凝縮されていく瞬間は、料理をしていて最も心が踊る場面の一つです。
4. 完成。地域の恵みを、五感で味わう
一晩寝かせて、味がしっかり染み込んだ「特製ワカサギの南蛮漬け」がこちらです。
色鮮やかな人参とワカサギのコントラスト。これぞ、冬の常備菜の決定版です。
口に運ぶと、甘酸っぱいタレの中からワカサギのほろ苦い風味が広がります。これぞ大人の贅沢。自分で釣るのも楽しいですが、誰かが一生懸命釣ってくれたものを、想いを受け取って料理する。その過程が、味をさらに深くしてくれます。
まとめとCTA
今回は、河口湖のワカサギを通じた、地域の温かな日常をお届けしました。
私たちコバヤシ工業が造っているのは、単なる「箱」としての家ではありません。その家で、地元の旬の食材を料理し、家族で囲み、近隣の方とお裾分けを交わす……そんな**「豊かな暮らしの舞台」**です。
富士五湖エリアの気候を知り尽くし、この街のコミュニティを大切にする私たちだからこそ、ご提案できる住まいがあります。
「この街で、どんな暮らしを叶えたいですか?」
そんなお話を、ぜひ聞かせてください。まずは弊社の施工事例を見学したり、実際の現場の雰囲気を感じてみませんか?
皆様と一緒に、この素晴らしい地域で理想の家づくりができる日を楽しみにしております。



