「冬は寒く、夏は暑い家を快適にしたい」「古くなった給湯器やトイレを新しくしたい」 そんなリフォームをお考えの皆様に朗報です。国が推進する「住宅省エネ2025キャンペーン」は、リフォームに対してこそ、非常に手厚い支援を用意しています。
このキャンペーンは、目的の異なる3つの補助金事業で構成されており、賢く組み合わせる(併用する)ことで、総額で200万円を超える補助金を受け取ることも可能です。今回は、リフォームで使える3つの事業を一つずつ詳しく解説します。
① 最大の目玉!「先進的窓リノベ2025事業」
リフォーム補助金の中心となるのが、この窓に特化した制度です。家の熱の出入りが最も大きいのは「窓」。ここの断熱性能を高めることが、住まいの快適性向上と光熱費削減に最も効果的だからです。
- 補助金額: 上限 200万円/戸
- 対象工事:
- 内窓の設置
- 既存の窓の交換(カバー工法・はつり工法)
- 複層ガラスなどへのガラス交換
- 断熱性能の高いドアへの交換
- ポイント: 1申請あたりの合計補助額が5万円以上から対象となります 。まずは「窓」のリフォームから検討するのが、賢い補助金活用の第一歩です。
② 光熱費に直結!「給湯省エネ2025事業」
家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯器 。これをエネルギー効率の高い最新モデルに交換する費用を補助する制度です。
- 補助金額: 導入する機器に応じて定額を補助
- エコキュート(ヒートポンプ給湯機): 6万円/台~
- ハイブリッド給湯機: 8万円/台~
- エネファーム(家庭用燃料電池): 16万円/台~
- ポイント: 性能の高い機種を選ぶと補助額が加算されたり、既存の電気温水器などを撤去する場合にも追加で補助が受けられたりします 。
③ 幅広い工事が対象!「子育てグリーン住宅支援事業」
新築向けと思われがちなこの事業ですが、リフォームにも活用できます。断熱改修やエコ住宅設備の設置など、幅広い工事が対象です。
- 補助金額: 上限 60万円/戸
- 対象工事: 以下の必須工事のうち、実施する数によって補助上限額が変わります。
- 必須工事:①開口部の断熱改修、②外壁・屋根・床の断熱改修、③エコ住宅設備の設置
- Aタイプ(上限40万円): 必須工事のうち、いずれか2つを実施
- Sタイプ(上限60万円): 必須工事すべてを実施
- 必須工事:①開口部の断熱改修、②外壁・屋根・床の断熱改修、③エコ住宅設備の設置
- 賢い活用術: この制度の最大のポイントは、他の事業との連携です。例えば、「先進的窓リノベ事業」を利用して窓を改修すれば、この制度の必須工事①「開口部の断熱改修」を行ったとみなされます 。 つまり、**【窓リノベ事業で窓改修】+【給湯省エネ事業で給湯器交換】+【この事業で壁の断熱工事】**といった組み合わせで、それぞれの補助金を受け取りつつ、補助額の大きい「Sタイプ」の条件も満たす、といった活用が可能です。
申請はプロにお任せください
これらの補助金は、いずれも国の予算がなくなり次第終了となるため、早めの行動が肝心です 。また、申請手続きは私たちのような登録事業者が行う必要があります。
コバヤシ工業では、お客様のリフォーム計画に合わせて、どの制度をどう組み合わせればメリットが最大になるかをシミュレーションし、最適なプランをご提案します。面倒な手続きはすべてお任せいただき、お得に、そして確実に住まいの性能を高めるリフォームを実現しましょう。
「うちの場合はいくらくらい補助金がもらえる?」といったご相談も大歓迎です。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。